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花畑

一人で小高い丘の上にたっている

右も左も足下も暗くて何があるのかわからない

まして、後ろを振り返る勇気などあるはずがない

ただ、自分のずっとずっと前方には、明るく輝く花畑が広がっている

そこに向かって歩き始める 身体が軽い 向こうから何かが自分を引き寄せているかのようだ

色とりどりの花々がだんだんとはっきりしてくる

きれいな毒々しい色がはっきりと・・・

気がつくと自分を取り囲むのは、数え切れない蝶の死骸だった

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