家のドアのチャイムを鳴らした
髪を切った彼女が出迎えてくれる
その後、導かれるのはリビングか彼女の部屋か?
リビングだった 肩を狭くしてソファに座っていった
彼女のママと形式的な会話、水気のないお菓子、窓から見える隣のマンションの壁 危うく窒息しそうになる
待望の彼女の声 彼女に呼ばれ彼女の部屋へ
「安心」
彼女と俺と少しあまいささやきと・・・
彼女の部屋
ドアにはジェームス・ディーンのポスター ベッドには中くらいのテディベア 壁のカレンダーには俺たちのスケジュール・・・
そして、机の上には二人のフォトスタンド
その空間でほっとため息をついた