敗者を生むためではない きっと、勝者を生むべく存在するのだ
では、敗者は誰に何も与えられないのか
いや、結果として、優しくなった敗者は、心和む「言い訳の仕方」を教えてくれる 負けても笑える理由を教えてくれる
しかし、競争が続くこの世の中は、それほど甘いものではあり続けない
勝者しか受け入れず、やがて、勝者だけに絞られていくのだ
最後に残るのは何人? 一人? それは、疲れ、果て、ボロボロになった・・・
どこかで競争を止めないといけないのかもしれない
けど、今は、勝者を称える仕組み作りに、みんな躍起なのだ